ホタテ貝殻より生まれた「SEYアース」は抜群の低減効果で土壌を汚染しません。
少量の水しか使わず、施工性、経済性に優れています。接地極を錆から守ります。
●SEYとはアイヌ語で海の貝の意味です
ホタテ貝殻を主原料とした、特許取得接地抵抗低減剤の改良品です。
接地工事は、電導性の高い物体を地中に埋設して目的の接地抵抗値を得なければなりません。
接地抵抗とは電流が設置電極を通過して大地に流れる際の難易度のバロメーターであり接地抵抗が低いほど円滑に電流が大地に流れ、その周囲の安全性が確保されます。
当然、用地の形状、面積、建造物による制約また大地抵抗、経済性も考慮しなければなりません。
そこで、接地抵抗低減剤として環境に配慮した電導物質を設置電極の周囲に配置して、接地抵抗を一定水準まで低下させる製品です。
粉末、粒状なので土壌と混ざりやすく、導電性の良い大きな電極となるので従来の接地低減剤で得られなかった抜群の接地低減効果が得られます。
主成分として、カルシウム、マグネシウム他伝導性物質で構成されています。
SEYアースの成分は土壌を汚染しない物質で構成されており、地中への溶出、電解による変化などが無いので、経年劣化の無い無公害な接地となります。
主成分 | % | |
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Ca | カルシウム | 29.3 |
MgO | 酸化マグネシウム | 28.7 |
CaO | 酸化カルシウム | 24.5 |
SiO2 | 二酸化ケイ素 | 8.7 |
Fe2O3 | 酸化鉄 | 1.2 |
Al2O3 | アルミナ | 2.5 |
SO3 | 三酸化硫黄 | 2.9 |
分析資料 | SEYアース 5検体 |
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測量項目 | 土壌汚染対策法特定有害物質(法第2条第1項) |
第2種特定有害物質:重金属等10項目(溶出試験) | |
測定方法 | 平成15年環告第18号 土壌汚染対策法 |
測定者 | 片山化学工業研究所大阪分析センター 環境計量士 第4742号:藤原孝二 |
SEYアース mg/L |
分析方法 溶出試験 平成15年環告第18号土壌汚染対策法 |
溶出指定基準 | |
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フッ素 | 0.52 | JIS K0102-2-34.1 吸光光度法 | 0.8以下 |
ホウ素 | 0.20未満 | JIS K0102-2-47.4 ICP質量分析法 | 1以下 |
カドミウム | 0.001未満 | JIS K0102-2-55.4 ICP質量分析法 | 0.0以下 |
全シアン | ※0.10未満 | JIS K0102-2-38.1.2及3 4ビリジンカボン酸法 | 検出されないこと |
鉛 | 0.005未満 | JIS K0102-2-54.4 ICP質量分析法 | 0.01以下 |
六価クロム | 0.020未満 | JIS K0102-2-65.2 | 0.05以下 |
ヒ素 | 0.005未満 | JIS K0102-2-61.4 ICP質量分析法 | 0.01以下 |
総水銀 | 0.0005未満 | 昭和46環告59号 1号 | 0.0005以下 |
アルキン水銀 | ※0.0005未満 | 昭和46環告59号 | 検出されないこと |
セレン | 0.003 | JIS K0102-2-67.4 ICP質量分析法 | 0.01未満 |
※印は定量下限値(分析上の下限)未満をあらわし、[検出されないこと]と同等となります。
測定結果の評価:すべての項目が基準値以下でした。
棒状電極 | 埋設電極線 |
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使用料 | 接地棒 | 1袋/1本 | 接地棒1本当たり |
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埋設 | 5kg/1m | 採掘幅50cmの場合 | |
1袋/1枚 | 銅板の下部、上部に各10kg |
上記のように、棒状電極、埋没地線、銅板、メッシュアース等をSEYアースを設置することによる電極の大地接地面積が大きくなり、また、湿り気が帯びる程度の水しか使いませんので、傾斜地でも片寄りが無くあらゆる接地工事に適しています。